エッセイ 雨上がりの公園 雨上がりの公園に人が集まってきた。 僕は公園内で唯一、建物の中に立っている。 日差しが戻り、草の匂いが僕の鼻腔に届いた。 誰も乗っていないブランコ。 砂場に残されたピンク色のシャベル。 あちらの老夫婦はウォーキングを楽しんでいる。 水たまり... 2023.09.24 エッセイ
フォト ただ焚き火を見るだけ \過日、友人たちとキャンプへ行きました/ 各自、食材・酒・備品を持参。 ⏰13時~ 日差しが照りつける35℃の中、まずはテント設営⛺ ⏰15時~ クーラーBOXでキンキンに冷えたビールで乾杯🍻 さらにブロッコリーの素揚げをアテにグイグイ飲み... 2023.09.21 フォト
エッセイ 視力検査の果てに……… 健康診断の結果 「左目0.7、右目0.3ですね」 看護師さんの言葉に、僕は驚きを隠せなかった。 だって、去年は両目とも1.0だったのに………。 しかも右目はランドル環が分裂して見えた。 これは乱視かも知れない。 この日、僕は浴びるほど酒を飲... 2023.08.12 エッセイ
エッセイ 人生…どっちに転んでも一緒 8月、37℃の炎天下 また職探しか………。 ハローワークに到着した。 車を降りると、熱波が襲ってきた。 人の体温を超える暑さ。 もはや正気の沙汰ではない。 何度目の転職になるのか、もはや思い出せない。 室内は求職者で溢れていた。 飽食の時代... 2023.08.04 エッセイ
フォト 休日こそ外食を楽しもう こじんまりとしたお店 10時を過ぎると、「おはよう」から「こんにちは」に変わるそうだ。 時刻は10時1分。 僕は暖簾をかきわけ、「こんにちは」と言った。 今日の朝食はこちらだ。 豚丼1100円。 丼に乗っている具材たちを食べないと、 ご飯に... 2023.04.17 フォト
エッセイ おじいさんと柿 いつもの場所でいつも同じ格好 僕が20代の頃の話だ。 今日も僕は営業車を走らせていた。 ランチを決めかね、県道を走行している時だった。 平屋の玄関前に、パイプ椅子を置いて腰かけているおじいさんを見かけた。 おじいさんは坊主頭で色黒。 70代... 2023.04.10 エッセイ
エッセイ ラージヒル 太陽だってまだ上昇中 先日、朝からスーパーマーケットで食材・酒を購入し、帰宅。 キッチンにて、以下の3品を拵えた。 1.豆苗炒め(ごま油、塩コショウ、にんにく、醤油) 2.タコのピリ辛(刺身用のタコに、食べるラー油をかけ、大葉を乗せて完成)... 2023.03.28 エッセイ
エッセイ 3.11…あれから僕は……… 福島第一原子力発電所内にて3.11発生 あの日は朝から快晴だった。 浜通りはまだ寒く、春は遠くに感じた。 14時46分、地震発生。 体感としては、横揺れで震度3くらい。 僕は一応、作業員たちに声掛けをした。 次いで横揺れが縦揺れに変わった。... 2023.03.11 エッセイ
エッセイ 拝啓、スギ花粉様 花粉症になって10数年が経過 スギ花粉様、如何お過ごしでしょうか? 今シーズンも打率3割、30本塁打、100打点を目指しておられますか?w それとも10ゴール、10アシストがノルマでしょうか? あなたとの出会いは20代の頃。 出張先の静岡県... 2023.02.21 エッセイ
エッセイ 握り一人前を注文したはずが… 今日は割烹料理店で一杯 過日、友人と割烹料理店へ。 とりあえずお刺身の盛り合わせを注文。 麦酒をグビッと、グビッと☆ さらに焼き鳥、フグのから揚げを注文。 冷酒を堪能しながら、胡坐をかく。 うまいウマイ美味い☆ 入店から45分で酔っぱらった... 2023.02.12 エッセイ
エッセイ まさか天丼に・・・!? それはランチで起きた 過日、お腹をすかせた僕は、とある老舗店へ入店した。 店内はカウンター席以外、埋まっていた。 メニューも見ずに僕は「天丼大盛りで!」と店員さんに言った。 熱々のほうじ茶をすする。 何とも優雅な時間だ。 10分後、天丼大盛... 2023.02.04 エッセイ
フォト 3夜連続味噌ラーメン 週明けから寒波襲来 玄関のドアを開けた僕は愕然とした。 「ここは雪国か?」 というくらい頬に当たる風が冷たく、そして痛く感じたからだ。 路面は凍結。 車のフロントガラスは真っ白だった。 仕事を終えた僕はラーメン屋に直行した。 この寒さを凌ぎ... 2023.01.29 フォト
エッセイ 新年明けまして☆彡【飯高檀林】 新年明けましておめでとうございます。 本年もEPブログをよろしくお願い致します☆彡 今年一発目のEPブログは、【飯高檀林】 飯高檀林は、立正大学発祥の地でございます。 1月2日の正午。 山門前の急な階段を登っていきます。 この日は快晴で、ほ... 2023.01.08 エッセイ
フォト 心を奪われた景色【中編】 軽井沢からの卒業 通勤途中に突如として現れた虹。 それも初めて目にする、ダブルの虹のアーチ。 虹は別名、卒業を意味する。 この日、僕は会社を退職する日だったのだ。 まさにダブルの虹が僕の背中を押してくれたと、今でも思っている。 2年半に渡る... 2022.12.21 フォト
エッセイ コロナに感染して【後編】 コロナ感染の中、迎えたドイツ戦 僕はベッドから状態を起こすと、腹の底から雄叫びを上げた。 「うおおおおォ」 8番が同点ゴールを決めたのだ。 「痛い痛い…喉が痛い」 僕は焼けるような喉の痛みに耐えていると、 「ゴホゴホッ………オエッ」 大きな... 2022.12.14 エッセイ